こんにちは!港北区日吉駅近くの大久保ピアノ教室です。
私の教室のレッスンでは、生徒さんが一曲弾き終わるたびに、
「今の演奏、○○ちゃんはどう思う?上手に弾けたかな?」
と、必ず生徒さんに感想を尋ねるようにしています。
未就学の頃は、ほとんどの子が「うん、じょうずだった♪」と嬉しそうに答えますが
年齢が上がるにつれて、その答え方に少しづつ変化が見られるようになります。
ダメダメ、が口癖の生徒さん♪
この日のレッスンで、前回気をつけようねと印を付けたところをすべてなおして弾くことができたある生徒さんに
同じように質問すると
「うん、まあまあかな。」とはにかんで答えました。
この生徒さんは、親御さんが少し困ってしまうほど自分にきびしすぎるところがあり、一か所止まってしまうと
すぐに自分にダメ出しをしてしまいます。
レッスンでも、
生徒「ぜんぜんダメダメ!へた~!」。
私「そうかな、ほかのところはよく弾けていたよね?」
生徒「(頭を振って)ここ間違えたからダメ!」
と、ダメを連呼するのです。だからこそ、この日の
「うん、まあまあかな。」
という言葉は、この生徒にとって“弾けた!”と感じたサインだと思いました。
まずは褒める
もちろん、間違えたところをなおすことは大切です。
ですが、当教室がまず大切にしているのはよく弾けたところを褒めることです。
その上で、音の間違いや“こうすればもっと良くなるよ”ということを伝えます。
ピアノのレッスンは、ただ技術を習得する場ではありません。
「間違えても大丈夫」「次はもっとよくなる♪」と、生徒さん自身が心の成長を感じる場でもあります。
お子さまが、弾けた喜びと自分を信じるチカラを育みながら長く楽しくピアノを続けられるように応援します。
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