こんにちは!港北区日吉駅近くの大久保ピアノ教室です。
“練習しようね”の声掛けはなぜ届かないの?
「いくら “練習しようね” と声がけしても、練習しないんです。」
小学校低学年生徒さんの保護者からのお悩みです。
わかる、わかる、と頷いている親御さんもいらっしゃるでしょうか。
ピアノは、おウチ練習が必要な習い事です。
スイミングのように、教室で頑張ればいい習い事とは違います。
お子さまは、教室にちょっと通えばサラッと弾けるようになると思っていたかな…
ここで私のことを少しお話させてもらいますね。
私は、物心ついたときにはすでにピアノを習っていたので、
好きも嫌いもなくピアノの練習は当たり前、3度の食事と同じでした。
それでも、練習のことでは母とのプチバトルがちょくちょくありました、よく憶えています。
何十年後に親となった私も、練習をやる、やらないで自分の子どもとプチバトル、繰りひろげました!
親と子、どちらの立場も経験した私には
練習させたい親、しない子ども両方の気持ちがわかるのです。

上達へのカギは「達成感」と「楽しさ」
それでは、なぜ練習しないのか?
子どもは“練習すれば上手に弾ける” ということが、実感できないから、です。
習い始めのころは特にそうですね。
ドレミでうたう、右手だけ弾く、左手だけ弾く、
両手で弾いてみる、と段階を踏めば
すぐにスラスラ弾けるかというと、そうでもなかったりします。
でも、ここを乗り切り一曲弾けると、ちょっと達成感を感じられるようになり、
この積み重ねで、ピアノが弾けるって楽しい!
練習すれば弾けるようになることがわかるようになります。
練習で意識したい3つのこと
そして、今回のお悩み
「いくら “練習しようね” と声がけしても、練習しないんです。」
は、とても熱心な親御さんにありがちかな、と感じます。
ピアノが上手になってほしい、アノ曲を弾けるようになってくれたら、
その思いが強ければ強いほど“練習させたい欲”も当然、強くなりますね。
目の前のお子さまに何とか練習してほしい、と思ったら気に留めていただきたい3つのこと、
①まず親が熱くなりすぎない!
②ほかの子と比べない!
③少しでも前よりできたところを目一杯褒める!
①と②に充分気をつけた上で③をたくさん!
できたときはたくさん、褒めてあげてくださいね。
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