こんにちは!港北区日吉駅近くの大久保ピアノ教室です。
お子さまがピアノを楽しく続けられるかどうかは、教本選びも大きなポイントになると思っています。
つい先日のレッスンで、これを再認識することがありました。
楽しく続けられるかは教本選びがカギ
小学四年生👧ちゃんは現在、指のトレーニング教本と曲集の2冊に取り組んでいます。
曲集からは一度に2曲宿題を出しているのですが、👧ちゃんにいいかなと思う別の曲集があって、一冊増やすことを提案しました。
「バイエルでいいよ~」の本心は?
すると👧ちゃんから「バイエル追加するならいいよ~。」とちょっと遠慮気味な反応が。
実は👧ちゃん、少し前「バイエル」に取り組んでいたのですが、彼女にはちょっと合わないかな、と感じてお休みにしました。
“一冊増やす”と聞いて、自分からお休み中のバイエルの名前を出してきたことに感心しましたが、その遠慮気味な言い方が気になったので「バイエル、いいの?」と聞くと、
ちょっと考えてから「う~ん、題名がついているほうがいいかなあ」と。
この一言で、彼女には合わない、という当時私が感じた違和感の理由がはっきりしました。
教本の「題名」がもたらす影響
バイエルは、曲に番号が振られているだけで題名がついていません。そのため、生徒によっては曲のイメージがつかみにくいということがあるようです。
もう一つ、細かいステップでピアノ演奏の基礎をしっかり学ぶといったことがメリットである一方、似たような曲が続くため子どもにとって面白みに欠けると感じたりすることもあるのです。
バイエルに取り組んでいた当時👧ちゃんは、題名がないわかりずらさや、なんだか曲が似ているなあいうことを
感じていたのかもしれません。
生徒さんのちょっとしたひと言から、一人ひとりの個性に合わせた教材選びの大切さを確信しました。
「弾いてみたい」を引き出すために
私は“ピアノが楽しい!”という気持ちを育てるためには、
お子さまのタイプに合わせた教本を選ぶことがとても大切だと考えています。
お子さまが「この曲弾いてみたい!」とワクワクできるようなレッスンを心掛けていきたいと思います。
コメントをお書きください